Die Japanisch-Osterreichische Gesellschaft / The Japan-Austria Society

日墺協会

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日墺協会 2024年5月 講演会「京都とウィーンの類似点と相違点」 報告

2024年5月28日

 

   今年度最初の講演会「京都とウィーンの類似点と相違点」が、5月28日に尚友会館会議室で開かれました。講師は当協会理事の杉本純さんで、春の嵐にも関わらず20人のウィーン文化に興味を持つ人たちが集まりました。

 杉本さんは学生時代に京都に6年間住み、原子力研究所の所長としてウィーンに3年間勤務したので、多くの点で2つの古都が似ていることに気が付いたということです。

類似点は両都市とも盆地で東・北・西が山で囲まれ、中心部を川が流れていて、夏は暑く冬は寒い。また長年首都であり皇室や王室の住まいがあったこと。更には学問の都で同じくらいの数のノーベル賞受賞者を輩出していることなどが上げられるという事でした。

 この報告では書ききれないくらいの沢山の興味深い類似点がありますが、お話しの後の出席者からの感想では、両都市の人の気質や陶磁器、さらには都市で見られるホタルの存在もあるのではとの意見も出されていて、興味の尽きない両古都の比較となりました。  



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